電子部品を実装するためのプリント基板の作り方

通販で買った電子部品を固定する板の事を、プリント基板と言います。プリント基板には、電気の流れ道になるプリントパターンが必要です。プリント基板を作る方法には、銅箔を溶かしてプリントパターンを作る方法や、ユニバーサル基板を使って、電子部品のリード線で結線を行う方法などがあります。

部品点数が多い場合と少ない場合で基板の作り方も変わる

プリント基板は、最初は基板一面が銅箔になっている生基板を使う方法と、縦横均等に穴が開いているユニバーサル基板を使う方法があります。
生基板は、プリントパターンを銅箔面にフレキシブルテープを使って描く方法、写真の焼き付けのようにプリントパターンを銅箔面に焼き付けてから、エッチング液と呼ばれている銅箔を溶かす溶剤に漬ける事で製作が可能です。
通販で買った電子部品を実装する数が多い場合など、ユニバーサル基板で実装しようとすると、配線ミスが生じるなど効率も悪くなります。10~20点ほどの電子部品数であればユニバーサル基板の方がお手軽ですが、点数が多い場合にはエッチング液を使ってパターンを作る方法で行えば、配線ミスが生じる事なく電子工作が出来ます。

ユニバーサル基板は最初から部品の穴が開いています

ユニバーサル基板は、2.54mm×2.54mmのピッチで穴が開いているもので、裏面にはランドと呼ばれている銅箔があります。銅箔は、非絶縁体であり半田を付着する事が出来るものです。部品取り付け面から電子部品のリード線を挿入し、裏側で半田付けを行います。
部品のリード線やジャンパー線を使って、部品同士を一つ一つ結線するのがユニバーサル基板の特徴です、電子工作の時にも便利ですが、電子機器の開発の中などで、実験を行う時などユニバーサル基板が大活躍しています。
ユニバーサル基板に開いている穴は、ICなどの電子部品の端子ピッチになっているので、最初にICソケットを半田付けし、最後にICを挿入すれば部品の実装が可能になります。

手間はかかるけれど半田付けがラク

生基板を使う場合には、プリントパターン図が必要です。プリントパターン図は電子回路を見ながら作成する必要がありますが、プリントパターン図が入手出来る場合は、感光式基板を利用すれば簡単にプリント基板にパターンを焼き付け、エッチング液で溶かせば電気の流れを作りだすパターンが完成します。
プリントパターンを使う時には、電子部品のピッチに合っているのかを通販で買う前に確認しておきましょう。ユニバーサル基板のピッチは2.54mm間隔になっているので、ICなどの電子部品を取り付けるパターンの中心からの寸法が2.54mmになっていれば原寸大です。
もし、サイズが異なっている場合は、拡大縮小を行って正確なピッチにしてから透明の用紙に印刷を行い、感光式基板に使うようにしましょう。